耳慣れない食材ではない方が多いと思いますが、実は私も最近知って食べている最中です。
ごまよりも小さい割には膨張して粘りが出るという、ある意味優れものの食材かも知れません。食べた触感はイチゴの最後に残るプチプチ感が非常に似ています。
味は殆どしないため抵抗なく食べられると思います。水分を非常に吸うため足りないと滑らか感じがないため水分を追加するといいです。
食物繊維も豊富なためダイエットする上でとても役立ち、デザートの代わりに食べることもできるのでオススメです。
一体チアシードとはどんなものか詳しく解説していきますので、参考にされてくださいね。
Contents
1 チアシードってどんな食べ物?
チアシードは、南米原産の植物であるサルビア・ヒスパニカ(Salvia hispanica)の種子です。チアシードは小さくて平たい形状をしており、白色または茶色が一般的ですが、黒い種子もあります。乾燥した状態では硬く、触るとつるつるした感触があります。
チアシードは古くから中南米地域で食材として利用されてきました。近年では世界的に注目され、健康食品やスーパーフードとして人気を集めています。
チアシードの特徴的な特性は、以下の通りです。
①食物繊維の豊富さ
チアシードは食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は消化を促進し、便通の改善や腸内環境の調整に役立ちます。
②オメガ-3脂肪酸の源
チアシードにはオメガ-3脂肪酸の一種であるα-リノレン酸が豊富に含まれています。オメガ-3脂肪酸は心血管の健康促進や炎症の抑制に関連しており、健康に良い影響を与えるとされています。
③たんぱく質の供給源
チアシードはたんぱく質を豊富に含んでいます。たんぱく質は細胞の構築や修復に重要な役割を果たし、筋肉の成長や修復にも寄与します。
④ミネラルとビタミンの含有
チアシードにはミネラル(マグネシウム、カルシウム、リンなど)やビタミン(ビタミンB群、ビタミンEなど)が含まれています。これらの栄養素は身体の機能維持に必要であり、健康促進に寄与します。
チアシードは風味や香りがほとんどなく、食材や飲み物に取り入れることでその利点を生かすことができます。水や液体と一緒に摂ると、水分を吸収してゼリー状に変化する特性を持っています。
2 チアシードの一般的な食べ方
①水や液体と一緒に摂取する
チアシードは水や他の液体と一緒に摂ることが一般的です。チアシードは液体を吸収して膨らむため、事前に水やジュース、ヨーグルト、スムージーなどに浸しておくと良いでしょう。典型的な比率は、大さじ1のチアシードに対して約3倍の液体を使います。
②ゼリー状になるまで待つ
チアシードを液体と混ぜた後、15〜30分ほど待つと、チアシードがゼリー状になります。この状態で食べることが一般的です。チアシードがゼリー状になることで、食事の満腹感を高める効果があります。
③食事やスイーツに加える
チアシードはそのまま食べるだけでなく、さまざまな料理や飲み物に加えることもできます。例えば、ヨーグルトやオートミールに混ぜたり、サラダやスムージーにトッピングしたり、パンやクッキーの生地に混ぜ込んだりすることができます。
④粉状にした形で使用する
チアシードをブレンダーやミキサーで粉状にすることもできます。粉状にしたチアシードは、パンやケーキの材料として使ったり、スムージーやドリンクに混ぜたりするのに便利です。
チアシードは食材や飲み物に取り入れることで、その栄養価を享受することができます。ただし、摂取量や摂取方法は個人の体調や好みに合わせて調整することが重要です。適切な摂取量とバランスの取れた食事との組み合わせが健康的な食生活をサポートします。
チアシードは液体に入れた場合の膨張度合いを食材で比べてみました。
食材 | 膨張度合い |
チアシード | 液体との組み合わせで約10倍程度に膨らむ |
ひよこ豆 | 乾燥した状態から約2倍程度に膨らむ |
グリーンピース | 乾燥した状態から約2倍程度に膨らむ |
レンズ豆 | 乾燥した状態から約2倍程度に膨らむ |
カイワレ大豆 | 乾燥した状態から約2倍程度に膨らむ |
黒豆 | 乾燥した状態から約2倍程度に膨らむ |
モロッコインゲンズ豆 | 乾燥した状態から約2倍程度に膨らむ |
3 チアシードの効果とは?
チアシードは小さな種子でありながら、栄養価が非常に高く、様々な栄養素を含んでいます。 主な栄養素には、食物繊維、オメガ-3脂肪酸、たんぱく質、ビタミン、ミネラル(カルシウム、マグネシウム、リンなど)さらに、抗酸化物質も豊富に含まれており、健康に良い影響を考慮する可能性があります。
チアシードの主な効果としては以下のようなものが期待されています
①食物繊維
チアシードは食物繊維が豊富に含まれており、腸内環境の改善や便通の促進に努めます。また、食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにする効果もあります。
②オメガ-3脂肪酸
チアシードには主にα-リノレン酸というオメガ-3脂肪酸が含まれています。オメガ-3脂肪酸は心血管の健康促進や炎症の抑制、脳の機能向上に関連しています。
③たんぱく質
チアシードには必須アミノ酸を含むたんぱく質が豊富に含まれています。たんぱく質は細胞の構造や修復、免疫機能の維持に重要な役割を担っています。
ビタミンとミネラル: チアシードにはビタミン(特にビタミンB群)やミネラル(マグネシウム、リン、カルシウムなど)が含まれており、健康維持や代謝機能のサポートに役立ちます。
④消化器の健康促進
チアシードの豊富な食物繊維は、便通を改善し、腸内環境を整えるのに役立ちます。消化器系の健康を促進し、便秘や下痢の緩和に役立つことが期待されます。
⑤心血管の健康促進
チアシードに含まれるオメガ-3は、心臓の健康をサポートする効果があります。 特にα-リノレン酸は、血液中のコレステロールレベルを調整し、血管の健康を維持する役割と考えられています。 。
⑥血糖値のコントロール
チアシードの食物繊維は、血糖値の上昇を抑える効果
⑦血糖値のコントロール
チアシードの食物繊維は、血糖値の上昇を考慮した効果が期待されます。 食物繊維は消化吸収が遅いため、炭水化物の消化を緩やかにするとともに、血糖値の上昇を穏やかにすることができますこれにより、血糖値の安定化で糖尿病の管理についての効果が考えられています。
⑧食事管理と体重管理
チアシードは食物繊維を豊富に含んでおり、水分を吸収して膨らむ性質があります。これにより、食事の満腹感を促進し、食欲を抑制する効果が期待されます。また、低カロリーで栄養価が高いため、ダイエットや体重管理にも優れています。
⑨骨の健康
チアシードにはカルシウムはほとんど含まれておらず、主にマグネシウムとリンが豊富に含まれています。
これらのミネラルは骨の健康をサポートする役割が可能です。ただし、チアシードの単体では完全なカルシウムの代わりになるわけではありませんので、バランスの取れた食事と一緒に摂取することが重要です。
⑩抗酸化作用
チアシードには抗酸化物質が含まれていると一般的に言われていますが、具体的な抗酸化物質の種類や含有量については詳細な情報が限界です。今後、チアシードの抗酸化作用についてはさらなる研究が必要です。
また、チアシードに期待される効果については、個人の体質や状態によって異なる場合があります。健康上の問題や特定の疾患を抱えている場合は、医師や栄養士に相談することをおすすめします。
チアシードを摂取する際は正しい摂取量と水分摂取を心がけ、バランスの取れた食事と健康的な生活習慣との組み合わせが重要です。
4 チアシードダイエットは効果があるのか?
チアシードをダイエットに取り入れることには、いくつかの効果が期待されますが、その効果は個人によって異なる場合があります。以下に、チアシードダイエットの効果について詳しく説明します。
①満腹感の増加
チアシードは水分を吸収して膨らむ性質があります。食事にチアシードを加えることで、満腹感を高める効果が期待できます。満腹感が得られることで、食事量を減らすことや食べ過ぎを防ぐことができ、カロリー摂取量の制御に役立つ可能性があります。
②食事の栄養価の向上
チアシードは食物繊維、オメガ-3脂肪酸、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を豊富に含んでいます。これらの栄養素の摂取量が増えることで、健康的な食事をサポートし、栄養バランスを改善する助けとなります。
③血糖値の安定化
チアシードの食物繊維は、消化吸収が緩やかになるため、血糖値の急激な上昇を抑える効果が期待されます。血糖値の安定化により、食後の血糖値スパイクを抑えることができ、食事による血糖値のコントロールがしやすくなる可能性があります。
④エネルギー供給
チアシードはオメガ-3脂肪酸やたんぱく質を含み、エネルギーの供給源となります。エネルギーが安定して供給されることで、適切な栄養摂取をサポートし、ダイエット中のエネルギーバランスを保つのに役立つ可能性があります。
ただし、チアシード自体にはダイエット効果があるという科学的な証拠は限られています。ダイエットの成果は、個人の体質、食事全体の摂取量と質、運動習慣など、多くの要素に影響を受けるためです。
チアシードの摂取は単体での劇的な減量効果を保証するものではありません。ダイエットの成功には、バランスの取れた食事、適切なカロリー摂取量、適度な運動、健康的な生活習慣の総合的な取り組みが重要です。
ただし、チアシードを食事に取り入れることで、満腹感を得やすくなったり、栄養価を高めることができるため、ダイエットや体重管理のサポートとして有用な食材とされています。
また、食物繊維やオメガ-3脂肪酸の摂取量が増えることで、消化の改善や心血管の健康促進にも役立つ可能性があります。
以下に、形状が似ているチアシードとごまの一般的な栄養成分の違いを示す表をご提供します。この表には、米国農業省(USDA)の国家栄養データベースなどから得られる一般的な栄養情報を基にしています。
栄養素 (100g当たり) | チアシード | 白ごま(精製) | 黒ごま(精製) |
エネルギー (kcal) | 486 | 565 | 567 |
たんぱく質 (g) | 17.4 | 17 | 18.3 |
脂質 (g) | 30.7 | 49.7 | 49.7 |
炭水化物 (g) | 42.1 | 17.7 | 17.7 |
食物繊維 (g) | 34.4 | 11.8 | 11.8 |
カルシウム (mg) | 631 | 975 | 975 |
鉄 (mg) | 7.7 | 14.6 | 14.6 |
マグネシウム (mg) | 335 | 351 | 351 |
リン (mg) | 860 | 658 | 658 |
ビタミンB1 (mg) | 0.92 | 0.3 | 0.3 |
ビタミンB2 (mg) | 0.17 | 0.2 | 0.2 |
ビタミンB3 (mg) | 8.8 | 3.1 | 3.1 |
ビタミンE (mg) | 0.5 | 0.3 | 0.3 |
5 チアシードをダイエットに取り入れる際のポイント
①適切な摂取量
チアシードの摂取量は個人によって異なりますが、通常は1日に大さじ1〜2程度が推奨されています。摂りすぎると消化器の負担を増やす可能性があるため、適切な量を守りましょう。
②水分摂取
チアシードは水分を吸収して膨らむ性質があるため、摂取する際には十分な水分を摂ることが重要です。水や他の液体と一緒に摂ることで、チアシードが膨らみやすくなります。
③バランスの取れた食事と運動
チアシードを食事に取り入れることは有効ですが、それだけでなく、バランスの取れた食事や適度な運動との組み合わせが重要です。適切なカロリー摂取量や栄養バランスを保ちながら、体重管理や健康の改善に取り組みましょう。
最終的なダイエットの成果は個人の体質や生活習慣によって異なるため、継続的な努力と個々の健康目標に合ったアプローチが重要です。ダイエットや健康管理においては、医師や栄養士の助言を受けることもおすすめします。
6 チアシードの基本の食べ方
チアシードの基本的な食べ方は以下の通りです。
①水や液体と一緒に摂取する
チアシードは水や他の液体と一緒に摂ることで、その特性を活かすことができます。チアシードは液体を吸収して膨らむため、事前に水やジュース、ヨーグルト、スムージーなどに浸しておくと良いでしょう。典型的な比率は、大さじ1のチアシードに対して約3倍の液体を使います。
②ゼリー状になるまで待つ
チアシードを液体と混ぜた後、15〜30分ほど待つと、チアシードがゼリー状になります。この状態で食べることが一般的です。チアシードがゼリー状になることで、食事の満腹感を高める効果があります。
③食事やスイーツに加える
チアシードはそのまま食べるだけでなく、さまざまな料理や飲み物に加えることもできます。例えば、ヨーグルトやオートミールに混ぜたり、サラダやスムージーにトッピングしたり、パンやクッキーの生地に混ぜ込んだりすることができます。
④粉状にした形で使用する
チアシードをブレンダーやミキサーで粉状にすることもできます。粉状にしたチアシードは、パンやケーキの材料として使ったり、スムージーやドリンクに混ぜたりするのに便利です。
⑤注意点
チアシードを摂取する際には、適切な摂取量を守りましょう。通常は1日に大さじ1〜2程度が推奨されています。
また、水分摂取にも注意し、チアシードを摂る際には十分な水分を摂取することが重要です。さらに、チアシードはアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、初めて摂取する場合は注意が必要です。
以上がチアシードの基本的な食べ方ですが、個々の好みやレシピに合わせてアレンジすることもできます。自分に合った食べ方を見つけて、健康的な食事に取り入れてみてください。
7 チアシードのダイエットにおすすめのレシピ
チアシードをダイエットに取り入れるためのおすすめの食べ方やレシピをいくつかご紹介します。以下にいくつかのアイデアを挙げますが、自分の好みや食材の選択に合わせてアレンジすることもできます。
①チアプディング
【材料】
- チアシード:大さじ2
- アーモンドミルク:1カップ
- 甘味料(ハチミツ、メープルシロップ、ステビア)
- バニラエキス:少々
【作り方】
- チアシードをアーモンドミルクに加え、よく混ぜ合わせます。甘味料とバニラエキスを加え、再びよく混ぜます。
- 密閉容器に移し、冷蔵庫で4時間以上(最適ならば一晩)冷やして固まるまで待ちます。
- 固まったら、トッピングとしてフルーツやナッツを加えてお楽しみください。
②チアシードスムージー
【材料】
- バナナ:1本
- スピナッチまたはケール:1カップ
- チアシード:大さじ1
- アーモンドミルクまたは豆乳:1カップ
- 氷:量
- 甘味料(ハチミツやメープルシロップなど:お好みで
【作り方】
- ブレンダーにバナナ、スピナッチまたはケール、チアシード、アーモンドミルクまたは豆乳、氷、甘味料を入れてよくブレンドします。
- 滑らかなテクスチャーになるまでブレンドし、お好みの濃さや甘さに調整します。
- グラスに注ぎ、冷たいままお楽しみください。
- チアシードサラダドレッシング
【材料】
- オリーブオイル:大さじ2
- レモン汁:大さじ1
- チアシード:小さじ1
- ハチミツ:小さじ1
- 塩:少々
- こしょう:少々
【作り方】
- ボウルにオリーブオイル、レモン汁、チアシード、ハチミツ、塩、こしょうを入れてよく混ぜ合わせます。
- ドレッシングがよく混ざったら、サラダにかけてお召し上がりください。
③チアシードエネルギーボール
【材料】
- チアシード:大さじ3
- ナッツバター(アーモンドバター、ピーナッツバターなど):大さじ2
- はちみつまたはメープルシロップ:大さじ2
- オーツ麦(ロールドオーツ):1/2カップ
- ドライフルーツクランベリーやレーズン):1/4カップ
- ココアパウダー:大さじ1
- バニラエキス:少々
【作り方】
- ボウルにチアシード、ナッツバター、はちみつまたはメープルシロップ、オーツ麦、ドライフルーツ、ココアパウダー、バニラエキスを入れてよく混ぜ合わせます。
- 混ぜ合わせた生地を小さなボール状に形成し、冷蔵庫で1時間以上冷やして固めます。
- 固まったら、エネルギーボールとしてお楽しみください。
④チアシードヨーグルトパフェ
【材料】
- プレーンヨーグルト:1カップ
- チアシード:大さじ1
- ベリー(ブルーベリーやラズベリーなど):適量
- ハチミツまたはメープルシロップ:お好みで
【作り方】
- ボウルにヨーグルトとチアシードを入れてよく混ぜ合わせます。
- 混ぜ合わせたヨーグルトにベリーをトッピングし、ハチミツやメープルシロップで甘さを調整します。
- 層ごとに重ねてグラスに盛り付け、冷蔵庫で冷やしてからお召し上がりください。
⑤チアシードグラノーラバー
【材料】
- オーツ麦(ロールドオーツ):1カップ
- チアシード:大さじ2
- ナッツや種子(アーモンド、くるみ、チアシードなどお好みで):1/2カップ
- はちみつまたはメープルシロップ:大さじ3
- バター(溶かした:大さじ2
- バニラエキス:少々
【作り方】
- オーブンを180℃に予熱します。
- ボウルにオーツ麦、チアシード、ナッツや種子を入れてよく混ぜ合わせます。
- 別の容器ではちみつまたはメープルシロップ、溶かしたバター、バニラエキスを混ぜ合わせ、オーツ麦の混合物に加えます。
- 混ぜた生地をパン焼き型に敷き詰め、180℃で25〜30分焼きます。冷めたらカットしてお楽しみください。
8 まとめ
いかがでしたでしょうか?
チアシードはデザート感覚で食べたり、潰して胡麻和えとして食べる事もできるので、色々な可能性を秘めています。
私が食べようとしたきっかけですが、ブルーベリーについて書いた時に知り、目にいいということで単体で食べることも可能ですが、ブルーベリーが冷凍なのでチアシードと一緒に温めてヨーグルトと混ぜて食べたら美味しそうだと思いはじめました。
しかし、膨らみ具合が大きくて牛乳を入れて食べることにしてみたらいい感じです。
是非、ダイエット中にデザートを食べたいという時に試されてみるといいです。因みに夜は避けたほうが良いような感じがします。
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