大食いタレントのように沢山ご飯を食べる人は、なぜ太らないのか気になりませんか？

たくさん食べているのに、どうして太らないのか疑問に思った事がありませんか？

健康ブームの今、体のためと食生活に気を使う人が増えています。かたや一方で、日々、膨大なカロリーを摂取するフードファイターたちもいます。果たして彼らはどうやってスリムな体を保っているのでしょうか？

大食い選手のイメージってどんな人を想像しますか？

体が大きくて立派なお腹をしてるお相撲さんのような人を想像するかもしれません。実際の大食い選手を見てみると「普通の人！」いやむしろ「痩せてる！」人なんですよね。

中には太ってる人もいるかもしれませんが、だいたい痩せてますし、スポーツマンでもなければ、特に特別な運動をしてるわけじゃないのになぜ太らないのか気になりますよね。

あれだけ食べたら普通太ると思いますが、「大食い選手が太らない理由」という疑問を解決していきたいと思います。

1 大食い選手の一日の摂取カロリーは？

「痩せの大食い」と言うように、スレンダーな体型ながら驚くほどの量を食べられる人がいますがどう、一般人と違うのか？

お茶碗一杯普通盛りのご飯を約26杯分（ご飯一杯250kcal計算）で、三食だと80杯分ということになります。とても一般人には考えられない量になりますよね。

2 大食いの人の体の仕組み

大食いの人の体はどのようになっているのでしょうか？

たくさん食べられるかどうかは、体の大きさは比例していません。一体何が違うのでしょうか。

① 胃が一般人の「15倍」にも膨張する

食べ物を食べると胃は膨らみますが、いつもより多めに食事を続けていると、多少は膨張するのですが限界はあります。

ですが、大食いが出来る特異体質の人は一般の人の「15倍」ほど胃を膨張させることができるのです。一般の人の15倍ほど膨らむ胃はどんどん膨らみ、胃袋の位置も他の臓器を邪魔することもありません。

 これは訓練でどうにかできるものではなく、産まれ持った胃袋の性質や位置によって変わって来るものなのですね。

② ビフィズス菌が一般人の「約3倍」もある

大食いの人の体には、「ビフィズス菌」が多く存在し、ビフィズス菌は下痢の発生を抑制したり便秘の改善を行ったりと、排便をスムーズに行う働きがあります。

本来、食事をすると血糖値が上がりますがビフィズス菌の働きにより血糖値が上がりにくく、満腹中枢が刺激されないため、人よりお腹がいっぱいになりにくいのです。

大食い番組を見ていると、食べた気になってすぐにお腹いっぱいになってしまいますが、たくさん食べられる人の体にはこのような秘密が隠されています。

③ 摂取物を排泄する速度が早い

大食いの人の体は、一般の人に比べると食べたものをすぐ排泄される仕組みになっているようです。

通常は、食べたものは胃での中で一定時間あり消化活動や栄養が吸収されはじめますが、食べたものをすぐに排泄される人の体はもともとのつくりが異なり、胃の出口にある弁が緩んでしまっているんです。

そのため、長時間、胃の中に食べ物を止めることなく排出されていき、沢山食べていても栄養不足気味といった状態が起こるのです。

食べたものを腸へ送るスピードが一般の人と全く違い、カロリーを摂取する前に排泄されてしまうので「大食いなのに太らない」といった事になります。

3 誰でも大食いになれるのか？

日々、トレーニングをすれば大食い出来るようになるのではないかと思った人もいると思いますが、それは「不可能に近い」のです。

① それはなぜか？

大食い体質になれば、食べても太らなくなると思って、この特異体質を手に入れたいと思っている人もいるかもしれませんが、この体質は天性によるものがほとんどです。

食道や胃、小腸や大腸の間にある弁は、一般の人は緩んでおらずしっかり胃で食べ物が停滞し、栄養が吸収されますが、胃の拡張も多少は出来ても臓器の位置までは変えられないため、水などを大量に飲んで胃を膨らませたとしても限界があります。

ビフィズス菌の量も体質によるものなのでトレーニングではできないため、通常の動きである「食べたら血糖値があがる」「満腹中枢が刺激される」といった流れは回避できまないため、無理に食べすぎると栄養バランスが崩れので気を付けましょう。

とても柔軟性の高い胃袋で、食べても食べても膨らんでいく上に、胃袋の位置も天性のものと言うべきか内臓を邪魔しない位置にあり、胃袋の違いも一般人とは比べ物にならないということですね

② 大食いの人の普段の食事の量は？

大食いコンテストなどに出ている人は、普段からたくさん食べるのかな？」と思った事はありませんか？

個人差はありますが、共通して言えるのが「食べる事が大好き」という事。

外食をする際には、食べ放題に行くようにしているという人も珍しくなく、食べたい分を思う存分食べるには、食べ放題のレストランに行くと良いのですが、たくさん食べる事を許容してくれるお店じゃないといけないようで、お店を探すのに苦労しているようです。

ちなみに、「大食いの人は何でも沢山食べられるのか？」と言えばそうでもなく、大好物な食べ物ならどのくらいでもと言うわけには行きません。

カレーライスのように食べやすいものは沢山食べられるけど、千切りキャベツのような歯ごたえがあるようなものはそれほど食べられないので、コンテストなどで記録にチャレンジする時以外は無理をしないようです。

食べ方や量は個人で大きくわかれており、朝・昼はほんのひとくち程度で、夜にガッツリ食べる派や朝から本気を出していく派、常に大食い派（食費は月10万円を超えることも！）など、いろいろあるようです。

しかし、それは天性の大食いの人たちの場合で、フードファイターを目指して多量の水を飲むなどのトレーニングをして、常人→フードファイターとなった人たちは、私達の食事内容とあまり変わらないそうです。

③ 大会の裏舞台にドキ！

天性の大食いのみなさんは、フードファイトでも美味しく食べ、幸せいっぱいでありがたく「ごちそうさま！」をしています。

前述のような多量の水を飲むなどして無理に胃を拡張し、頑張ってフードファイターになった皆さんの中には、目を背けたくなるようなヤバい！舞台裏もあるようです。それは、『吐く』ということ。

常軌を逸した量を接種するトレーニングを積んでも、持って生まれた『人』としての胃袋を改造することはできません。

トレーニングによって『食べる』ことはできるようになっても、『食べた状態』をキープすることができるようにはならないようで、結果、吐くことになります。

大会の舞台裏では、おぞましい光景が広がっている場合もあるそうです。

4 太らない3つの極意

食事と運動で大食いでもスリム体型を維持！

① タンパク質をたくさん摂って炭水化物を減らす

大食いしつつも食事内容を考えるようにしている。

② 簡単な運動を生活に取り入れる

やらない人もいますが、自宅で簡単にできるストレッチ。

③ 食べ過ぎたら3日間の総カロリーで調整

3日間でカロリーを調整するために、体重は3日間の総カロリーで変動するそうで、食べ過ぎたらあとの2日間はなるべくヘルシーなものを食べて体重を維持するようにしています。

5 まとめ

毎回小気味いいくらいの食べっぷりに、気持ちよくテレビ放映を拝聴していました。そして、いつも疑問に思っていたことが調べることで解決してスッキリです。

そもそも体の仕組みが違っているので、いくら頑張って大食いになっても本来の体のもっている機能が違います。そのため、逆に体を壊してしまうかもしれませんね。

でも、やってみないと分からないので、取り敢えずは巷の食べ放題に行って食べて挑戦してみると良いですね。

やはり、体に溜め込まないようにするには、腸が決めてだと分かります。腸活はダイエットする上では必要だと思いましたね。

そして、増えたら３日間で戻すことで痩せたいと思うストレスが減ります。そのため、実践されるのをオススメします。

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